すね・ふくらはぎの症状

すねの痛み、ふくらはぎの張りやつり、歩くとつらくなる症状などをご相談いただけます。運動中だけか、日常の歩行でも起こるか、片脚か両脚かを確認します。腫れやしびれを伴う場合も、筋肉疲労と決めつけず診察につなげましょう。

片脚が新たに腫れたときは当日中の評価が必要です。脚の腫れや痛みに胸痛・息苦しさが加わった場合は119へ連絡し、通常の予約を待たないでください。

このような症状はありませんか?

すねが痛い

すねの前や内側などが痛みます。

ふくらはぎが痛い

ふくらはぎが痛む、張ると感じます。

走るとすね・ふくらはぎが痛い

走る、跳ぶなどの運動で、すねやふくらはぎが痛みます。

ふくらはぎがつる

ふくらはぎが急に硬くなり、つるように痛みます。

ふくらはぎが腫れる

ふくらはぎがむくむ、左右の太さが違うと感じます。

すね・ふくらはぎがしびれる

すねやふくらはぎにピリピリ感、感覚の鈍さがあります。

歩くと痛く、休むと楽

歩行中にふくらはぎが痛くなり、休むと軽くなります。

受診を急ぐ症状・早めに相談したい症状

次の目安は、病名をご自身で判断するためのものではありません。受診の時期に迷うときも、症状と起こった時刻を医療機関へお伝えください。

今すぐ救急での対応が必要なとき

  • 突然、手足がしびれた、片側に力が入らなくなった場合は119へ。いったん治まっても通常の予約を待たないでください。
  • 脚の腫れや痛みに胸痛・息苦しさが加わった場合も119へ連絡してください。
  • 急に脚の力が入らない、歩けなくなった、両脚に新たなしびれや脱力がある場合は、今すぐ救急評価を受けてください。
  • 腰や脚の症状に、新しく尿が出にくい・漏れる、便のコントロールの変化、股の間の感覚の低下が伴う場合は、今すぐ救急外来へ。すべてがそろうまで待つ必要はありません。
  • 大きなけが、明らかな変形、骨が見える傷、止まらない大量出血、足が急に白い・冷たい・感覚がない場合は、すぐに救急での評価が必要です。
  • けがや固定の後などに、強い痛みとパンパンに張る感じが急速に増す場合は、今すぐ救急評価を受けてください。いつもの運動後の張りとは分けて考え、痛みを確かめるために伸ばさないでください。

重いけがや大量出血、安全に移動できない状態では119へ連絡してください。

当日中に評価を受けたいとき

  • けがの後に体重をかけられない、関節が急に動かせない場合は、今から受診先を確保してください。強い痛みで安全に移動できないときは救急での評価を優先します。
  • 急に強く痛み、赤い・熱い腫れがある場合や、発熱・悪寒を伴う強い痛みは当日の評価が必要です。熱がなくても、急な熱い腫れを様子見にしないでください。意識の変化や息苦しさ、著しい全身の不調がある場合は救急対応へ切り替えます。
  • 片脚が新たに腫れた、左右の太さが急に違ってきた場合は当日中に評価を受けてください。むくみや運動疲れと決めつけないことが大切です。
  • しびれや歩きにくさ、力の入りにくさが明らかに速く進んでいる場合は当日評価を優先します。突然・急激に始まった場合は、上の救急の目安を優先してください。

お子さんが急に歩けない・脚をつけないとき

急に歩けなくなった、脚に体重をかけない、急に脚をかばう場合は、原則として当日中の評価が必要です。発熱、ぐったりしている、強い局所の痛み、大きな腫れ、変形、重大なけが、足が白い・冷たい、しびれや脱力などが伴う場合は、今すぐ救急評価を受けてください。重症感がある、安全に移動できない場合は119へ。病気の記事を読むために受診を遅らせないでください。

早めに相談したいとき

休んでも痛みが増す、夜の痛みが続く、腫れが大きくなる、理由の分からない体重の減少がある場合は早めにご相談ください。徐々に進むしびれや筋力の低下、歩き方の変化も、長く様子を見続けないことが大切です。夜の痛みだけで救急と決まるわけではありませんが、急速な悪化は上の目安を優先します。

走ると痛む・つる・歩くとつらいとき

すねやふくらはぎは、走る・跳ぶなどの負担が繰り返しかかる場所です。ただし、痛みの場所だけで筋肉のけがや骨の問題を区別することはできません。運動量が変わった時期、痛みが始まるまでの時間、休んだ後の変化などを伺います。

ふくらはぎがつることは、肉離れやシンスプリントと同じではありません。繰り返す場合や、つりが治まっても痛みや腫れが残る場合は相談してください。急速に強くなる痛みと張りは、いつものつりとして扱わず救急評価を優先します。

「歩くと痛く、休むと楽」という経過だけでは、原因や診療科は決まりません。歩く距離、しびれや足の色の変化、腰・お尻の症状なども確認します。自己判断で運動を続けたり、特定の病気と決めたりせず、まず受診の相談をしてください。

腰・お尻からすねやふくらはぎへ続く痛み・しびれがある方には、次のページも参考になります。
背中・腰の症状

運動や成長に関連する症状の詳しい案内

肉離れ

走る、踏み込むなどの動作で筋肉の線維が傷つき、痛みや腫れが出ることがあります。ふくらはぎが痛いというだけでは診断できず、受傷状況や筋肉の状態を確認します。
肉離れについて詳しく見る

シンスプリント・疲労骨折

走る・跳ぶ負担が続くときのすねの痛みに、シンスプリントが関係することがあります。骨への負担が繰り返される疲労骨折とは区別が必要で、痛みの範囲だけでご自身が判定することはできません。運動・反復負荷の背景がある方への案内です。

シンスプリントについて

疲労骨折について

子どもの繰り返す脚の痛み

成長痛と呼ばれる痛みもありますが、「子どもだから成長痛」と決めることはできません。保護者の方と痛む時間帯や歩き方の変化を確認します。
子どもの成長痛について

診察・検査で確認すること

いつ痛むかに加え、腫れが片脚だけか、熱感やけががあるかを伺います。痛む場所、歩行、筋力・感覚、足の色や温かさなどを確認し、通常の整形外科診療で進めてよいかも判断します。

骨の確認にはレントゲン、筋肉などの確認にはエコーを選ぶ場合があります。初期の骨の変化など、レントゲンだけでは確認が難しいこともあるため、必要に応じて連携医療機関でのMRIを検討します。すべての痛みに同じ検査を行うわけではありません。

治療とリハビリテーションについて

診察で確認した状態に応じ、運動量や日常の負担を調整します。薬や固定などが必要か、別の医療機関での評価が必要かも含めて相談します。原因を確認する前に強いマッサージやストレッチで痛みを確かめないようにしてください。

リハビリテーション

診察後、必要性を判断して筋力や柔軟性、歩行・運動の動作に取り組みます。腫れやしびれの原因がまだ分からない場合は、まず診察で確認します。治療中の方や、診察後に利用の流れを知りたい方への案内です。
リハビリテーションのご案内

別の場所・むくみ・専門の相談について

以前から続くむくみについて相談先を知りたい方への案内です。新たな片脚の腫れや、胸痛・息苦しさがある場合は、この案内ではなく安全節の受診目安を優先してください。
むくみでお困りの方へ

競技や復帰、運動負荷について相談したい方へ:
スポーツ外傷・障害のご案内

成長や日常の動きについて保護者として相談したい方へ:
小児整形外科のご案内

交通事故や仕事中・通勤中の受傷について相談したい方へ:
交通事故・労災のご案内

よくあるご質問

ふくらはぎがつるだけでも相談できますか?

繰り返して生活や睡眠に支障がある場合はご相談ください。つりの後も痛みが続く、腫れる、感覚が鈍い場合は、ほかの症状としても確認します。

片脚だけ腫れた場合はどうすればよいですか?

新たな片脚の腫れは当日中に評価を受けてください。胸痛や息苦しさが加わった場合は119へ。いつものむくみだと思っていても、急な変化は別に扱います。

歩くと痛く、休むと楽なのは腰が原因ですか?

腰が関わることもありますが、この経過だけでは原因を決められません。しびれや腰・お尻の症状などを含めて診察し、必要な相談先を判断します。

シンスプリントと疲労骨折はどう違いますか?

どちらも反復する運動負荷に関連しますが、状態や必要な対応は異なります。ご自身で押した痛みや走れるかどうかだけで区別せず、続く痛みは診察で確認しましょう。

受診のご案内

症状の始まった時期、困る動作、けがや運動の背景をお伝えください。相談先に迷う場合も、通常の受診方法をご確認いただけます。

予約・受診方法を確認する

症状・部位から選び直す

救急の目安に当てはまる場合は、通常の予約や当院の診療開始を待たず、救急での対応を優先してください。