子どもの成長痛|夜の脚の痛みと受診の目安

夜になると「脚が痛い」と訴えるのに、翌朝にはいつもどおり遊んでいる。このような経過で、成長痛と呼ばれる痛みがみられることがあります。ただし、夜に痛むという理由だけでは判断できません。

成長痛とは、どのような痛み?

成長痛は、主に子どもの脚に繰り返し現れる痛みを指す言葉です。3〜12歳ごろにみられますが、年齢だけで区別するものではありません。夕方から夜にふくらはぎや太もも、膝の周辺を痛がり、朝には治まることがあります。

両脚に出る、日によって場所が違う、痛まない日もある、といった様子が参考になります。いずれも診断を確定する条件ではありません。原因は十分に分かっておらず、「身長が伸びるから痛い」とは言い切れません。日本小児整形外科学会:成長痛

成長痛と思い込まず、相談したい症状

次の様子があれば、別の原因も含めて診察で確認することが大切です。

  • 朝や日中も痛む、歩くと痛がる
  • 同じ側・同じ場所の痛みが続く
  • 足を引きずる、活動を避ける
  • 腫れや赤み、発熱がある
  • 痛みが徐々に強くなる、強い痛みが続く

以前に成長痛と説明されていても、痛み方が変わったときは再度ご相談ください。NHS:Growing pains

急な症状がある場合は、本日中を目安に医療機関へご相談ください。

特に、歩けない・足に体重をかけられない、発熱を伴う強い痛み、ぐったりしている場合などは、できるだけ早く医療機関へご相談ください。

診療時間外は救急外来などへの相談をご検討ください。

診察では、痛みの経過と普段の動きを確認します

「何時ごろ」「どちらの脚のどこを」「どのくらいの間」痛がるかをお聞きします。歩き方、関節の動き、腫れなども確認し、必要な検査を検討します。Cleveland Clinic:Growing Pains

痛みが受診時に治まっていても、相談できます。夜の様子や翌朝の状態をメモしておくと、経過を伝えやすくなります。無理に歩かせて症状を再現する必要はありません。

家でできること

診察で成長痛と考えられた場合は、痛みの訴えを受け止め、本人が楽と感じる程度にさする、温めるといった対応が役立つことがあります。強く揉んだり、痛む部分を何度も押したりしないでください。

温めるときは熱くしすぎず、やけどに注意します。薬を使いたいときは、年齢や体重に合うものを医師・薬剤師に確認してください。症状が続くときに、家庭での対応だけを繰り返さないことも大切です。NHS:Growing pains

よくある質問

成長痛は、身長が伸びている証拠ですか?

痛みから成長の程度は判断できません。原因には不明な点があり、成長そのものが痛みの原因と確定しているわけではありません。国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター:成長痛ってどんな痛み?

朝には元気なら、受診の相談はできますか?

はい。繰り返す痛みや、いつもと違う痛みはご相談ください。朝の元気さだけで、他の病気を除外することはできません。

片脚だけの痛みも成長痛ですか?

片側という情報だけで病名は決まりません。同じ側・同じ場所に続く痛み、日中の痛み、腫れなどがあれば、成長痛と決めずに診察を受けてください。

桜台わいわい整形外科でのご相談

伊丹市の桜台わいわい整形外科では、小児の整形外科症状を診察しています。症状や診察の結果から必要な検査を検討し、専門的な評価・治療が必要な場合は専門医療機関をご紹介します。

夜の脚の痛みが繰り返す・受診を迷うときはご相談ください。

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