子どもの内股歩行・外股歩行|歩き方が気になるとき

歩くとつま先が内側を向く、外側を向く、転びやすく見える。こうした歩き方は、成長の過程でみられることがあります。ただし、新しく歩き方が変わった場合や痛みがある場合は、以前からの歩き方の特徴と分けて考えます。

内股歩行・外股歩行とは

内股歩行はつま先が内側へ、外股歩行は外側へ向く歩き方です。「歩容」は歩く姿のことで、歩容異常という言葉だけで原因が決まるわけではありません。

内股には足の形、すねや太ももの骨の向きなどが関わります。幼児期から学童期の成長に伴って変わる例があります。外股にも複数の原因があり、すべてが同じように改善するわけではありません。AAOS OrthoInfo:Intoeing POSNA OrthoKids:Out-Toeing

急な変化や痛みを見逃さないために

以前から痛みなくみられるつま先の向きと、急な歩行の変化は区別します。

  • 急に足を引きずるようになった
  • 脚の付け根・太もも・膝が痛い
  • 片側だけ外を向くようになった
  • 歩けない、足に体重をかけられない
  • 発熱やぐったりした様子がある

特に思春期に新しく片側の外股と痛みが出た場合は、股関節の病気などを調べる必要があります。単なる歩き方の癖と考えず、本日中を目安に受診をご相談ください。POSNA OrthoKids:Out-Toeing

歩けない・足に体重をかけられない場合や、発熱を伴う強い痛み、ぐったりしている場合などは、できるだけ早く医療機関へご相談ください。診療時間外は救急外来などへの相談をご検討ください。

診察では脚全体を確認します

いつから気になるか、左右差、痛み、発育の経過をお聞きします。歩き方に加え、股関節から足までの動きや向きを確認し、必要に応じて画像検査や専門医への紹介を検討します。POSNA OrthoKids:Out-Toeing

痛みのない普段の歩行動画があれば参考になります。撮るために何度も歩かせたり、つま先の向きを無理にそろえたりする必要はありません。

矯正や治療が必要になる場合

診察で成長に伴う変化と確認された場合は、経過を見守ることがあります。一般的な骨の向きによる内股を、特別な靴や自己流の体操で確実に矯正できるわけではありません。

強いねじれや生活上の支障が続く場合には専門的な評価を行います。手術は、原因や年齢、困りごとの程度を踏まえて検討されるもので、見た目だけで決まりません。AAOS OrthoInfo:Intoeing

よくある質問

内股とO脚・X脚は同じですか?

異なります。内股・外股は歩くときの向き、O脚・X脚は主に膝を含む脚の形の表現です。同時に気になる場合は合わせて診察します。

外股も自然に治りますか?

原因によって異なります。成長に伴い変わるものもあれば、残ったり目立ってきたりするものもあるため、一律に自然改善を約束できません。

転びやすいだけなら、相談しなくてもよいですか?

転び方が増えた、左右差がある、日常生活に支障があるなどの場合はご相談ください。痛みや新しい歩行の変化があれば、早めの診察が必要です。

膝が痛いのに股関節も調べるのですか?

股関節の病気でも、太ももや膝に痛みを感じることがあります。痛む場所だけで原因を決めず、脚全体を確認します。日本小児整形外科学会:跛行

桜台わいわい整形外科でのご相談

伊丹市の桜台わいわい整形外科では、小児の整形外科症状を診察しています。症状や診察の結果から必要な検査を検討し、専門的な評価・治療が必要な場合は専門医療機関をご紹介します。

以前と違う歩き方や痛みがある場合は、早めにご相談ください。

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