転んだり、ぶつけたりしたときのけがは、整形外科にご相談ください。当院では、骨折・捻挫・打撲に加え、手足の擦り傷・切り傷の診察や処置も行っています。お子さまのけがにも対応しています。
緊急のけがについて
大量出血や意識・呼吸の異常がある場合は、予約や当院への問い合わせを待たず、119番へ連絡してください。骨が露出する傷など、救急受診を優先するけがについては、下の案内もご確認ください。
このようなけがはご相談ください
日常生活やスポーツ中の、次のようなけがをご相談いただけます。
- 転んで手をついた
- 足首をひねった
- スポーツ中にぶつけた
- 転んで膝をすりむいた
- 手や足を切った
- けがのあと、痛みや腫れが続いている
「骨折なのか、打ち身なのか分からない」という場合も、ご自身で判断せずにご相談ください。
お子さまの骨折・捻挫・擦り傷・切り傷も診療しています。

擦り傷・切り傷などの傷の処置
擦り傷や切り傷も、整形外科で診察・処置を受けられます。当院では、お子さまを含め、手足の身近な傷に対応しています。

まず、傷の深さや汚れ、出血の状態、異物が残っていないかなどを確認し、必要な処置を判断します。
- 傷を洗う・出血を抑える:
傷を洗浄し、必要に応じて止血や異物の除去を行います。
- 傷を保護する:
ガーゼや傷を覆う被覆材、包帯などを使い、傷の状態に合った方法で保護します。
- 必要な場合に傷を縫う:
傷の深さや開き具合などに応じて、局所麻酔や縫合を行います。
これらの処置を、すべての傷に行うわけではありません。診察結果に合わせて選びます。

処置後も、傷の治り具合に応じて経過を確認します。診察や手当てを受けたあとも、必要な通院を続けましょう。
骨折・捻挫・打撲
骨折
骨が折れた状態だけでなく、ひびが入った状態も骨折です。痛みや腫れ、動かしにくさなどがみられますが、歩けるかどうかだけでは判断できません。診察と必要な検査で、骨折の有無や状態を確認します。
捻挫
関節をひねるなどして、骨同士をつなぐ靭帯などを傷めるけがです。痛みや腫れが起こり、骨折と似た症状が出ることもあります。「捻挫だろう」と決めつけず、症状に応じて診察を受けましょう。
打撲
ぶつけたり転んだりしたときに、皮膚の下の組織や筋肉などを傷める「打ち身」です。痛みや腫れ、内出血などがみられます。痛みが続く、動かしにくいといった場合は、ほかのけががないかも含めて確認します。
脱臼について:
関節が外れる脱臼も相談対象です。状態に応じて、関節を元の位置に戻す処置(整復)を行います。ご自身で無理に戻そうとしないでください。
診察から治療・経過確認まで
けがの状態に合わせて、必要な検査や治療を選びます。全員が同じ検査・処置を受けるわけではありません。
診察・必要な検査
いつ、どのようにけがをしたかを伺い、痛み・腫れ・動かしにくさなどを確認します。必要に応じてレントゲン検査を行います。
レントゲンだけでは分かりにくい骨折もあるため、症状や経過も踏まえて判断します。
状態に応じた治療・固定
患部を保護するため、添え木のように支えるシーネや、ギプスなどで固定します。固定の必要性や方法は、けがの部位や腫れの程度などに応じて選びます。脱臼では、整復の必要性を判断します。
足のけがで歩行の補助が必要な場合は、松葉杖の貸出と、安全に使うための歩行指導を行います。

傷を伴う場合は、固定と傷の処置の両方が必要になることもあります。傷の処置については、前の項目でご案内しています。
経過確認
傷の治り具合、痛みや腫れ、固定の状態などを必要に応じて確認します。
固定後に痛みが強くなる、指先が冷たい・色が悪い・動かしにくいなどの変化があれば、次の予約日を待たず、速やかに医療機関を受診してください。
必要に応じたリハビリテーション
けがの状態に合わせて、関節の動きや歩行、日常生活への復帰を支えるリハビリテーションを行います。開始時期や内容は、回復の経過を見ながら判断します。
専門的な治療が必要な場合
手術が必要な骨折や、当院で対応が難しい重度・複雑な傷などは、必要に応じて連携医療機関等へ紹介します。
診察のうえで、けがの状態に合った治療を受けられるようにつなぎます。
救急受診を優先するけが
次のような場合は、通常外来の予約や当院からの返答を待たず、119番へ連絡してください。
- 大量に出血している
- 意識がない、反応がおかしい、呼吸が苦しい
- 頭を強く打ち、意識や反応に異常がある
- 大きな事故や高い場所からの転落で、強い衝撃を受けた
骨が傷から露出している、指などが切断されている場合も、直ちに救急医療機関での対応が必要です。119番へ連絡してください。
受診のご案内
「この程度のけがで受診してよいのか」と迷う場合も、ご相談ください。当院は予約なしでも受診でき、WEB予約もご利用いただけます。
受診に関するお問い合わせは、お電話で承ります。ご来院前に診療時間やアクセスをご確認ください。
緊急性の高いけがは、上の救急案内に従って行動してください。
