動悸・脈の乱れ

 正常な大人の脈拍は安静時で 60~100回/分です。

50回/分以下の状態を徐脈100回/分以上頻脈と言います。

測定方法: 椅子に座るなどして安静にし、手首の親指側(橈骨動脈)に指を当てて1分間測定する。

 *運動していないのに、なんだか胸がどきどきするときがある。
 *なんだか脈が飛ぶことがある。
 *健康診断で不整脈を指摘された。

最近では、「アップルウォッチで脈の乱れがある」という患者様もいらっしゃいます。

医学的にいう「不整脈」の状態ですが、不整脈が見つかると多くの人は心臓の病気を心配します。
でも、不整脈の原因は心臓の病気だけではなく、高血圧、肺の病気、甲状腺の病気でも起こります。
その他にも、加齢や体質、疲労やストレスの蓄積、睡眠不足など病気以外が原因になることもあります。

 また、自覚症状は全くないのに不整脈でずっと脈が乱れていた、なんてこともあります。

 以上のような場合は、病院やクリニックを受診することをおすすめします。

受診の目安

  • 最近動悸を長く感じるようになった、脈が飛ぶ頻度が増えた。
  • 安静にしていても、脈拍が100回/分を超えている。
  • 動悸だけでなく息苦しさ、むくみ、痛みなどの自覚症状がある。

  1. 問診:最初の診察で聞かれることは以下のようなことが多いです。普段からメモしておいてください。

    ● いつからですか?(また、これまでに不整脈と診断されたことはありますか?)

    ● どんなときに起こりますか?(人前や移動時、運動後、ストレスの有無など)

    ● どれくらい続きますか


    ● 動悸以外に症状がありますか?(胸痛、むくみ、息苦しさ、ふらつき、冷や汗、吐き気)

    ● 脈のリズムはどうですか?(バラバラ、速い、遅い)

    ● 動悸の始まりと終わりはわかりますか?

  2. 身体診察のあと、血液検査心電図心エコー胸部X線検査など必要な検査を行います。
    診察時に不整脈を認めない場合、不整脈の種類によっては頻度の確認の為に、ホルター心電図をつけてご帰宅いただき、24時間の家での心電図を記録させていただいて調べます。